太陽光発電の見積もりを取ろうと思って調べると、必ず目にするのが「タイナビ」です。累計利用者数は10万人以上で、太陽光発電の一括見積もりサイトとしては日本最大級の実績があります。
でも「本当に使って大丈夫?」「しつこい営業電話とか来ない?」と不安に思う方も多いですよね。そこで今回は、タイナビの特徴やメリット・デメリットを整理してまとめました。
タイナビとは?基本情報
タイナビは、株式会社グッドフェローズが運営する太陽光発電の一括見積もりサイトです。2010年にサービスを開始して以来、15年以上の運営実績があります。
- 運営会社:株式会社グッドフェローズ
- サービス開始:2010年
- 利用料:完全無料
- 見積もり社数:最大5社
- 登録業者数:全国350社以上
- 対象:住宅用太陽光発電、蓄電池
基本的な仕組みは、サイト上でいくつかの質問に答えると、自分の地域で対応可能な業者から見積もりが届くというものです。利用者は完全無料で使えます。

タイナビの評価されやすい点(編集部の整理)
複数社を簡単に比較できる
太陽光発電の業者を自分で1社ずつ探して見積もりを取るのは、正直かなり面倒です。タイナビなら1回の入力で最大5社から見積もりが届くため、手間が大幅に省けます。
同じ条件でも業者によって見積もり金額に差が出ることがあるため、複数社を比較してから決めることが大切です。
登録業者から提案を受けられる
タイナビには全国350社以上の業者が登録しており、その中から自分の地域で対応可能な業者の見積もりが届きます。
とはいえ、業者ごとに提案内容や対応は異なります。届いた見積もりは、価格だけでなく提案内容や保証もあわせて比べましょう。
ただ、届いた提案が自分に合っているかを判断するのは最終的に自分自身です。太陽光発電の入門書を1冊読んでおくと、パネルの種類やパワコンの話が出てきたときに置いていかれずに済みます。
1回の入力で済み手間が少ない
サイト上でいくつかの質問に答えるだけで、対応可能な業者から見積もりが届きます。業者を1社ずつ探して問い合わせる手間がかからないのは、忙しい方にはありがたいポイントです。
電話連絡を希望しない設定がある
一括見積もりサイトで一番心配するポイントですよね。タイナビの場合、申し込み時に「電話連絡を希望しない」を選べる設定があるため、メールだけでやり取りしたい方も安心です。
タイナビの気になりやすい点(編集部の整理)
地域によっては業者が少ない
見積もりは自分の地域で対応可能な業者から届く仕組みのため、地方や離島などでは最大5社に届かないケースもあります。比較の数を増やしたい場合は、他の見積もりサイトとの併用も検討しましょう。
業者からの連絡のタイミングがバラバラ
連絡のタイミングは業者ごとに異なるため、対応スピードに差が出ることがあります。これはタイナビのせいというよりは業者側の問題ですが、気になる点ではあります。

価格が必ずしも最安とは限らない
タイナビで紹介される業者の価格が、必ずしも地域最安値とは限りません。地元の工務店や直接メーカーに問い合わせた方が安いケースもあります。タイナビはあくまで「複数社を手軽に比較できるツール」として使うのが正解です。
入力項目がやや多い
見積もりの精度を上げるために、屋根の形状や築年数、電気使用量など結構細かい情報を入力する必要があります。手軽さを求める方には手間に感じるかもしれません。ただし、細かい情報を入れた方が正確な見積もりが出るため、しっかり入力することをおすすめします。
入力項目のなかでもつまずきやすいのが電気使用量です。検針票の数字に加えて、コンセントに挟むタイプの電力計で家電ごとの消費電力を測っておくと、どの時間帯に電気を使っているかまで把握できます。
タイナビを使う流れ
- サイトにアクセス:パソコンでもスマホでもOK
- 必要事項を入力:住所、屋根の形状、築年数、電気代など(3分くらい)
- 業者からの連絡を待つ:最大5社から電話やメールで連絡が来る
- 見積もりを比較:各社の提案内容と価格を比較検討
- 気に入った業者と商談:現地調査→正式見積もり→契約
見積もりをもらったからといって必ず契約しなければならないわけではありません。「比較した結果やめた」というのも全然OKです。プレッシャーを感じる必要はありません。
タイナビと他の一括見積もりサイトの違い
タイナビ vs ソーラーパートナーズ
よく比較されるのがソーラーパートナーズです。大きな違いは、タイナビが「幅広い業者から一括見積もり」なのに対して、ソーラーパートナーズは「厳選した業者を紹介」というスタンスであることです。
数を比較したいならタイナビ、質を重視するならソーラーパートナーズ、という使い分けも良いでしょう。正直なところ、両方使って比較するのが一番確実です。ソーラーパートナーズの評判については以下の記事で詳しく解説しています。

タイナビ vs グリエネ
グリエネ(旧グリーンエネルギーナビ)も人気のサイトです。タイナビとの大きな違いは、グリエネは専任のアドバイザーがついて相談に乗ってくれる点です。太陽光発電の知識がゼロの方はグリエネの方が安心かもしれません。
タイナビを最大限活用するコツ
情報はできるだけ正確に入力する
屋根の面積や方角、築年数などの情報はできるだけ正確に入力しましょう。ここが適当だと、実際に現地調査したら「見積もりと全然違う金額になった」ということになりかねません。
複数の一括見積もりサイトを併用する
タイナビだけでなく、他のサイトも使って比較範囲を広げるのがおすすめです。サイトによって登録業者が違うため、より多くの選択肢の中からベストを選べます。
見積もりの内容をしっかり比較する
価格だけでなく、使用するパネルのメーカーやグレード、パワコンの性能、工事の内容、保証条件などもしっかり比較することが大切です。安いだけの見積もりには裏がある場合もあります。
タイナビがおすすめな人・おすすめじゃない人
おすすめな人
- 複数の業者を手軽に比較したい人
- 太陽光発電の相場感を知りたい人
- 自分で業者を探すのが面倒な人
- 都市部に住んでいる人
あまりおすすめじゃない人
- すでに信頼できる業者を見つけている人
- 地方在住で対応業者が少ないエリアの人
- 複数社からの連絡対応が面倒な人
対応業者が少ないエリアの方や、まだ設置に踏み切れない方でも、停電への備えだけなら先に用意できます。工事のいらないポータブル電源なら、冷蔵庫やスマホの充電といった最低限をカバーする使い方ができます。
まとめ:タイナビは「使って損はない」サービス
総合的に見て、タイナビは太陽光発電の導入を検討している方なら使って損はないサービスです。無料ですしリスクもないため、「とりあえず相場を知りたい」くらいの気持ちで使ってみるのがおすすめです。
ただし、タイナビで紹介された業者だけで決めるのではなく、他のルートからも見積もりを取って幅広く比較するのが賢いやり方です。太陽光発電は高い買い物ですから、面倒でも比較は手を抜かないことが大切です。


太陽光発電の一般的な注意事項については、国民生活センターのサイトでトラブル事例なども確認できます。また、太陽光発電の基礎知識は資源エネルギー庁の再エネページが参考になります。
※この記事は記事執筆時点の情報をもとに作成しています。サービス内容や登録業者数は変更される可能性があるため、最新情報はタイナビ公式サイトでご確認ください。



