「太陽光発電を導入したいけど、まとまったお金がない…」「ローンで買っても元が取れるの?」と悩んでいる方は多いですよね。
太陽光発電の初期費用は100〜200万円程度。現金で一括払いできる方ばかりではないのが現実です。そこで活用したいのが太陽光発電向けのローンです。
結論から言うと、ソーラーローンなら年利1.5〜4.0%程度で借りられることが多いです。売電収入と電気代削減で月々のローン返済をカバーできるケースも珍しくないですよ。それぞれのローンの特徴を詳しく比較していきましょう。

太陽光発電で使えるローンの種類
1. ソーラーローン(信販会社系)
太陽光発電・蓄電池の購入に特化したローンです。施工業者が提携している信販会社のローンを利用するケースが多く、手続きも簡単なのが特徴です。
- 金利:1.5〜3.5%程度(変動金利型が主流)
- 借入期間:最大15〜20年
- 審査:比較的通りやすい
- 担保:不要(無担保型が多い)
- 手続き:施工業者経由で申し込めるので手間が少ない
2026年現在、信販系ソーラーローンの金利は変動金利で1.5〜3.5%が相場です。ただし優遇条件を満たさない場合は年5%台になるケースもあるので、契約前に実際の適用金利を必ず確認してください。
2. 銀行のリフォームローン
銀行が提供するリフォーム向けローンです。太陽光発電の設置も対象になることが多いですよ。
- 金利:1.0〜4.0%程度(銀行による差が大きい)
- 借入期間:最大15〜20年
- 審査:ソーラーローンよりやや厳しい
- 担保:無担保型と有担保型がある
- メリット:金利が低い場合がある
銀行のリフォームローンは窓口での手続きが必要なケースが多いため、手間はかかりますが金利面で有利になることもあります。地方銀行や信用金庫では独自の太陽光向け低金利プランを用意しているところもあるので、地元の金融機関もチェックしてみましょう。
3. JAバンクのローン
JAバンク(農協)も太陽光発電向けのローンを扱っています。JAバンクは金利が低めなことが多く、地方在住の方には特におすすめの選択肢です。
- 金利:1.0〜2.5%程度
- 借入期間:最大15年程度
- 審査:JA組合員であれば通りやすい
- メリット:金利が低めの傾向
- デメリット:エリアにより条件が異なる

4. 住宅ローンの借り換え・上乗せ
住宅ローンの借り換え時に太陽光発電の費用を上乗せする方法です。住宅ローンの金利で借りられるのが最大のメリットです。
- 金利:0.3〜1.5%程度(住宅ローン金利)
- 借入期間:住宅ローンの残期間
- 審査:住宅ローンの審査基準
- メリット:金利がかなり低い
- デメリット:借り換え手数料がかかる・手続きが煩雑
2026年3月時点で三菱UFJ銀行の住宅ローン最低金利は0.345%です。ソーラーローンの1.99%と比べると1.5%以上の差があるため、住宅ローン借り換えのタイミングが合えば検討する価値は大きいですよ。
5. フリーローン・カードローン
使途自由なローンで太陽光発電の費用をまかなう方法です。金利が高いため基本的におすすめしませんが、少額の追加費用をカバーする場合には使えることもあります。
- 金利:3.0〜15.0%
- おすすめ度:低い(金利が高すぎる)
太陽光発電ローンのおすすめ比較表
| ローン種類 | 金利目安 | 借入期間 | 審査難易度 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| ソーラーローン(信販系) | 1.5〜3.5% | 最大15〜20年 | やや易しい | ★★★★★ |
| JAバンク | 1.0〜2.5% | 最大15年 | 普通 | ★★★★★ |
| 銀行リフォームローン | 1.0〜4.0% | 最大15〜20年 | 普通 | ★★★★ |
| 住宅ローン上乗せ | 0.3〜1.5% | 住宅ローン残期間 | やや難しい | ★★★★ |
| フリーローン | 3.0〜15.0% | 最大10年 | 易しい | ★★ |
ソーラーローンで返済シミュレーション
シミュレーション条件
- 借入額:130万円(5kWシステム・補助金適用後)
- 金利:2.5%
- 借入期間:15年
月々の返済と収支
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| ローン返済額 | ▲8,670円 |
| 売電収入 | +5,130円(61,600円÷12ヶ月) |
| 電気代削減 | +4,810円(57,750円÷12ヶ月) |
| 月々の実質負担 | +1,270円のプラス |
このシミュレーションでは、ローン返済中でも月々プラスになる計算です。つまり「持ち出しなし」で太陽光発電を導入できるケースもあるんですよ。
シミュレーションはあくまで目安です。実際の発電量や電気代は地域・天候・生活パターンによって異なります。見積もり時に施工業者に詳しいシミュレーションを依頼してくださいね。

太陽光発電のローンを選ぶポイント
ポイント1:表示金利だけで選ばない
金利が低くても手数料や保証料が高いケースがあります。借入先によって事務手数料・保証料・団信保険料などの諸費用が異なるため、トータルの支払額(総返済額+諸費用)で比較することが大切です。
ポイント2:繰り上げ返済の条件を確認
余裕ができたら繰り上げ返済したい方は、繰り上げ返済手数料が無料かどうかを確認しておきましょう。信販系ソーラーローンは手数料がかかるケースもあるので注意が必要です。
ポイント3:団体信用生命保険の有無
万が一のとき、ローン残高がゼロになる団信(団体信用生命保険)が付いているかどうかもチェック。住宅ローン上乗せの場合は自動的に団信がつきますよ。
ポイント4:施工業者の提携ローンを確認
施工業者が提携しているソーラーローンは特別金利が適用されることがあります。見積もり時にローンの金利も聞いてみましょう。業者経由なら審査手続きも簡略化されることが多いですよ。
ポイント5:変動金利か固定金利かを検討
2026年現在、ソーラーローンは変動金利型が主流ですが、今後の金利上昇リスクを考えると固定金利も選択肢に入れておくべきです。返済期間が長いほど金利変動の影響を受けやすいので、10年以上の借入なら固定金利も検討してみてください。
太陽光発電のローンに関するFAQ
Q. ローンで買っても元が取れる?
金利2〜3%のソーラーローンであれば、ほとんどのケースで元が取れます。売電収入と電気代削減でローン返済をカバーできるケースも多いです。返済期間が終わったあとは、発電による収入がまるまるプラスになりますよ。
Q. 審査に落ちることはある?
ソーラーローンの審査は比較的通りやすいですが、他の借入が多い場合や信用情報に問題がある場合は審査落ちの可能性もあります。1社で通らなくても別の金融機関では通ることがあるので、複数のローンを検討しておきましょう。
Q. 頭金は必要?
多くのソーラーローンは頭金ゼロでもOKです。ただし頭金を入れれば借入額が減って、月々の返済が楽になります。補助金を頭金に充てるのも賢い方法ですよ。
Q. ローンと現金一括、どちらが得?
トータルの支払額は現金一括のほうが安いです(金利分の差)。ただし手元資金を残しておきたい場合や、低金利のローンが使える場合はローンも合理的な選択です。金利1%台であれば、手元に現金を残して投資に回したほうが得になるケースもありますよ。
Q. 住宅ローン減税と太陽光のローンは別?
太陽光発電のソーラーローンは住宅ローン減税の対象外です。ただし住宅ローンに上乗せした場合は、住宅ローン減税の対象に含まれるケースもあります。詳しくは税理士に相談してくださいね。
まとめ:太陽光発電のローンおすすめ
- 手軽さ重視ならソーラーローン:金利1.5〜3.5%、審査も通りやすい
- 金利を抑えたいならJAバンクか銀行リフォームローンを比較検討
- 住宅ローン借り換え時に上乗せすると金利がかなり安い
- ローン返済中でも月々プラスになるケースは多い
- 総返済額+諸費用のトータルコストで比較するのが大事

ローンの条件は施工業者によって異なるので、ソーラーパートナーズやタイナビで複数社の見積もりとローン条件を比較してみてくださいね。金融機関ごとの金利比較もエコ発で確認できますよ。



