「オール電化の家に太陽光と蓄電池を組み合わせたら、電気代はどれくらい安くなるの?」と気になっている方は多いですよね。太陽光パネルの施工業者として10年やってきましたが、この3つの組み合わせ工事はめちゃくちゃ増えているんです。
結論から言うと、3つを組み合わせれば電気代を70〜90%削減することも可能なんですよ。自家消費を最大化して、電力会社への依存を大幅に減らせます。

3つを組み合わせるメリット
メリット1:電気代の大幅削減
オール電化の家庭はガス代がゼロの代わりに電気代が高くなりがちなんですよね。そこに太陽光と蓄電池を加えることで、日中は太陽光で発電した電気を使い、夜間は蓄電池の電気を使えるようになります。
メリット2:停電時も安心
蓄電池があれば、停電時でも太陽光で発電しながら蓄電池から電力供給ができるんです。オール電化は停電時に全機能がストップするリスクがありますが、蓄電池がそのリスクを大幅に軽減してくれますよ。
メリット3:売電収入も得られる
自家消費で余った電力は電力会社に売電できます。最近の売電価格は下がっているとはいえ、自家消費と売電のバランスを取ることで経済メリットが大きくなりますよ。
理想的な組み合わせの容量
| 世帯人数 | 太陽光容量 | 蓄電池容量 | 月間電気代の目安 |
|---|---|---|---|
| 2人 | 4〜5kW | 6〜8kWh | 2,000〜5,000円 |
| 3〜4人 | 5〜7kW | 8〜12kWh | 3,000〜7,000円 |
| 5人以上 | 7〜10kW | 12〜16kWh | 5,000〜10,000円 |
※エコキュートの使用量を含みます。天候や使用状況により変動します。
エコキュートとの連携がカギ
太陽光発電の余剰電力でお湯を沸かす
従来のオール電化では夜間の安い電気でエコキュートを動かすのがセオリーでした。でも太陽光発電があれば、日中の太陽光で沸かすことで電気代をさらに削減できるんですよ。
おひさまエコキュート
最近は太陽光発電の余剰電力を優先的に使ってお湯を沸かす「おひさまエコキュート」も登場しています。通常のエコキュートよりも太陽光との相性がバツグンなんです。

1日の電力フローのイメージ
朝(6:00〜9:00)
蓄電池の電力で朝食準備やエアコンを使用します。太陽光の発電が徐々にスタートする時間帯ですね。
日中(9:00〜15:00)
太陽光の発電がピークになります。自家消費しつつ余剰電力で蓄電池を充電し、さらに余れば売電できますよ。
夕方〜夜(15:00〜23:00)
太陽光の発電が終了します。蓄電池の電力で夕食準備、入浴、テレビ等の電力をカバーしてくれます。
深夜(23:00〜6:00)
蓄電池の残量が少なければ深夜電力で充電。エコキュートの湯沸かし(太陽光で昼間に沸かさなかった分)もこの時間帯に行います。
導入費用の目安
| 設備 | 費用の目安 |
|---|---|
| 太陽光発電(5kW) | 100万〜150万円 |
| 蓄電池(10kWh) | 100万〜180万円 |
| エコキュート | 30万〜60万円 |
| 合計 | 230万〜390万円 |
補助金を活用すれば初期費用を50万〜100万円程度圧縮できるケースもありますよ。補助金情報は環境共創イニシアチブ(SII)で確認してみてくださいね。
電気料金プランの選び方
オール電化×太陽光×蓄電池の組み合わせなら、時間帯別料金プランが最もお得なんです。
- 日中は太陽光の電力を使うから、高い昼間料金を回避
- 夜間の安い電力で蓄電池を追加充電
- ピークシフトで電力会社からの購入を最小化
電力プランの比較はエネチェンジなどの比較サイトが便利ですよ。蓄電池の選び方については以下の記事をチェックしてください。

注意点
- 初期費用が高い:3つ同時導入だと300万円以上になることも
- 蓄電池の寿命:10〜15年で交換が必要
- 天候への依存:曇りや雨の日が続くと自家消費率が下がる
よくある質問(Q&A)
Q. オール電化と太陽光発電は同時に導入した方がいいですか?
可能であれば同時導入がおすすめです。セットで見積もりを取ると個別に導入するよりも工事費を抑えられることが多く、補助金もまとめて申請しやすくなります。
Q. 蓄電池なしでもオール電化と太陽光は効果がありますか?
はい、効果はあります。日中は太陽光で発電した電力を使い、余った分は売電できます。ただし夜間は電力会社から購入することになるため、蓄電池を追加すればさらに経済的メリットが大きくなります。
Q. おひさまエコキュートと通常のエコキュートの違いは何ですか?
おひさまエコキュートは太陽光発電の余剰電力を優先的に使ってお湯を沸かす機能を搭載しています。天気予報と連動して沸き上げタイミングを自動調整するため、より効率的に太陽光エネルギーを活用できます。
Q. 初期費用の回収にはどのくらいかかりますか?
太陽光発電+蓄電池+オール電化のセットで約230〜390万円の初期費用がかかりますが、補助金と毎月の電気代削減で10〜15年程度で回収できるのが一般的です。
まとめ:3つの組み合わせで最大限の省エネを
- オール電化×太陽光×蓄電池で電気代70〜90%削減も可能
- 停電リスクの軽減にもつながる
- エコキュートとの連携が重要なポイント
- 補助金活用で初期費用を圧縮しよう


まずは複数の業者にセット見積もりを依頼して、自分の家に最適なプランを見つけてくださいね。制度全般の情報は資源エネルギー庁も参考になりますよ。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。



